阪神・湯浅 3人斬り!PS登板へ希望の1回0封 2カ月ぶり実戦復帰で12球最速151キロ
「ウエスタン、阪神タイガース6-5広島東洋カープ」(1日、鳴尾浜球場)
左脇腹の筋挫傷でリハビリを続けていた阪神・湯浅が、2カ月ぶりに実戦復帰を果たした。最速151キロを計測し、12球で1回無失点。ポストシーズン登板へ希望をつなぎ、「感覚よく投げられたボールも何球かあったので、これから試合で投げていく中で確率を増やしていけたら」。5日と6日に連投テストに臨む。
ウエスタン今季最終戦の六回に、7月30日のウエスタン・広島戦(丸亀)以来のマウンドへ。「力み倒しました」と振り返ったように、韮沢には2球連続ボール球からの入りとなったが、2球目が151キロを計測。3球目で左飛に打ち取った。続く中村健には初球に高め直球で空振りを奪って、カウント2-1から二飛。最後は持丸を151キロ直球で二ゴロに仕留め、危なげなく三者凡退で終えた。
岡田監督は「おう、まだフェニックスで投げてからや。そんなもん」と昇格に慎重な姿勢。次は5日の2軍練習試合・オリックス戦(杉本商事)に登板して、問題がなければ6日のシート打撃で連投を試してから、フェニックスリーグに乗り込むことになる。
「しっかり結果を出して、アピールして。ちょっとでも違和感があったら無理をしませんが、今のところ順調」と湯浅。指揮官の信頼を勝ち取って、日本一への戦いが続く1軍の舞台へと舞い戻る。
