阪神短期決戦の主役になる!! ミエセス虎55イニングぶりタイムリー「しっかりと準備して良い状態で迎えたい」

 7回、左前へ同点適時打を放つミエセス(撮影・立川洋一郎)
 7回表に同点適時打を放ったミエセスはベンチに戻ってピース(撮影・中田匡峻)
 木浪(右)に競争を挑んだミエセス(撮影・中田匡峻)
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 「広島東洋カープ2-1阪神タイガース」(30日、マツダスタジアム)

 ポストシーズンも使えるで!!意気消沈の阪神打線に光りを差し込む一打。ヨハン・ミエセス外野手(28)が右手を高々と挙げ、トレードマークのピースサインをさく裂させた。

 「どの場面でもしっかり準備して行けることが僕にとって今すごい大事なので、その中で一本出て良かった」

 1点を追う七回だ。この回まで1安打に封じ込まれていた九里に対し、2死一、二塁として打席へ。4戦ぶりの先発出場となった助っ人は、カウント1-1から高めシュートに反応。詰まりながらもしぶとく左前へ運び、一時同点の適時打を放った。

 途中出場した前日29日・DeNA戦(横浜)から2戦連続安打とアピール。これが、9月23日・ヤクルト戦(神宮)の八回にノイジーが右前適時打放って以降、チーム55イニングぶりの適時打となった。「落ちる球をケアしながら、ストライクゾーンの球にしっかりアジャストできたよ」と納得顔だ。

 CSで激突する可能性がある広島との対戦にも「自分たちのやるべきことをやるだけ」と泰然。「あまりいろんなことを意識せず、しっかりと準備して良い状態で迎えたい」とうなずいた。レギュラーシーズンも残り2戦。万全を整え、短期決戦の主役に躍り出る。

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