阪神・佐藤輝が田淵幸一を抜く球団新記録 入団3年で62本塁打 ラッキーゾーン撤去後では球団生え抜き左打者初の甲子園2桁弾

 リリーフカーの上からファンの声援に応える佐藤輝(撮影・北村雅宏)
 2回、ソロを放った佐藤輝はベンチ前でポーズを決める(撮影・中田匡峻)
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 「阪神タイガース4-1広島東洋カープ」(8日、甲子園球場)

 阪神・佐藤輝明内野手が球団史を塗り替えた。

 1点リードの二回、高めの直球を振り切って、バックスクリーンに運ぶ18号ソロ。これが甲子園での今季10本目の本塁打となり、球団生え抜きの左打者では1985年の掛布雅之以来38年ぶり、ラッキーゾーン撤去後は初の快挙となった。

 また入団3年間での通算本塁打数を62本とし、田淵幸一の61本を抜いて球団最多とした。

 この本塁打が今季のシーズン100安打目となり、ルーキーイヤーから3年連続での100安打到達となった。チームでは同期入団の中野が既に新人年からの3年連続100安打を達成しており、同一球団の2選手によるルーキーイヤーからの3年連続シーズン100安打達成はNPB史上初快挙となった。

 お立ち台に上がった佐藤輝は「いい風が吹いていたので行くかなと思いました。ファンの皆さんの前で一本でも多く打ちたいと思っているので、最高の結果になって良かったです」と話し、スタンドのファンを喜ばせていた。

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