防御率ワンツーの投げ合いは阪神・村上に軍配 八回途中1失点 広島・床田は5回3失点で2点台に後退

 8回、途中降板となった村上(右)(撮影・中田匡峻)
 8回、村上(左)が招いたピンチを踏ん張った島本(撮影・中田匡峻)
 7回、堂林を投ゴロに打ち取って二塁へ送球し併殺を奪う村上(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神タイガース-広島東洋カープ」(8日、甲子園球場)

 セ・リーグトップの防御率1・79の阪神・村上頌樹投手と、同2位で1・93の広島・床田寛樹投手の投げ合いは、阪神・村上に軍配が上がった。

 広島・床田は初回に阪神・森下に左越えの先制ソロを浴びると、二回には佐藤輝にバックスクリーンへのソロを被弾。五回には木浪に右前適時打を浴びるなど、5回5安打3失点で降板となった。

 左腕はこれまで2試合の対戦で2勝0敗、対戦防御率0・56と抜群の相性を誇っていたが、これで自身3試合連続白星なしとなり、防御率は2・05に悪化した。

 一方の阪神・村上は初回から快調にゼロ行進。味方がリードを奪ってもテンポを変えず、順調にアウトを積み重ねた。八回1死三塁から、代打・松山に右越え適時二塁打を浴びて八回途中1失点で降板したが、防御率は1・76に良化した。

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