優勝マジック消滅の阪神・岡田監督「そら、まさかやろ」2被弾の岩崎は「責める、責めんとかの問題じゃない」

 9回、岩崎の交代を告げ、ベンチに戻る岡田監督(撮影・高部洋祐)
 9回、牧(2)が勝ち越しソロを放ち、ベンチで厳しい表情を見せる岡田監督(撮影・中田匡峻)
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 「阪神タイガース2-3横浜DeNAベイスターズ」(29日、甲子園球場)

 阪神は2点リードの九回に守護神・岩崎がプロ入り初となる2者連続被弾で痛恨の逆転負け。2位の広島が巨人に勝ったことで、16日から点灯していた優勝マジックが消滅した。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。

-岩崎はまさか。

「そら、まさかやろ」

-一発は想像しづらい。

「だから、先頭な、追い込んで、なあ。2ストライクからやったからなあ。初球か。なあ。まあ、な。そういう時もあるしのお。まあ、しゃあないわ。もうな。風で行くと思わなかったけどなあ」

-2本目は風に乗った。

「そやなあ」

-ずっと抑えてきた投手。責められない。

「そんなん、責める、責めんとかの問題じゃなしに、そらお前、なあ。2点とって、勝ちのピッチャーを出してるわけやから。そんなのお前」

-西勇は7回無失点。

「西は良かったよ。そらええよ。0点に抑えているんやから」

-八回に坂本とミエセスの適時打で2点を先制した。

「まあ最初から飛ばしていたからな。おーん、ようあっこまで投げるわな、今永もな。たいしたもんや」

-1年あればこういう試合もある。

「ん?1年やったらって2回目やんか。数を数えておいたらいいやんか。こういう試合って2回目やんか。交流戦のときと。そんなん覚えておかなあかん」

-初回に球数をたくさん投げさせた。攻撃面でやれることはやれていた。

「別に約束ごとはないけど、ボール球を選んでな、球数を増えてあそこまで行くとは思わなかったけど、まあそやろなあ、やっぱり向こうも意地じゃないけど、もう最初から気合い入ってたよなあ」

-西勇の降板後に声をかけていた。

「いやそらお前、同点やからなあ。何とかあそこで点取ればなあ、原口からで、そういうこと言うたんやけどな」

-ミエセスの働きも大きい。

「うん、まあ久しぶりやろ、打つのは。まあやっぱり力でなあ、抑えられとったからなあ、あのピッチャーに」

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