阪神・木浪 小幡の活躍「刺激に」先制V撃 3戦ぶりスタメンで4年ぶり100試合出場到達

 2回、先制の適時二塁打を放ち、ポーズを決める木浪(撮影・高部洋祐)
 2回、右翼線に先制二塁打を放つ木浪(撮影・西岡正)
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 「横浜DeNAベイスターズ0-2阪神タイガース」(20日、横浜スタジアム)

 「8番・木浪」の真価が証明された。二回2死一、三塁。阪神・木浪聖也内野手(29)は、1ボールからバウアーの156キロ直球を捉え、一、二塁間を痛烈に破る先制適時二塁打を放った。

 「初球ボールになった瞬間に次いこうと決めていました。良い結果になってよかった」

 3試合ぶりのスタメン出場。その間はライバルである小幡が代わりに出場し、19日の試合では3安打猛打賞を記録した。前日18日は無安打だったが、岡田監督は「小幡を殺してしまうやないか」と再びチャンスを与えたことにより、木浪は2試合連続でベンチスタートなった。

 「出て結果を出すというのはすごいこと。自分も刺激になっている」。決して状態が悪かったからスタメンを外されたわけではなかったが、それでもライバルの活躍には奮い立った。これで今季得点圏では62打数20安打、打率・323。下位打線の勝負強さは木浪のバットで作り出されている。

 この日で112試合出場した2019年のルーキーイヤー以来となる100試合出場に到達した。「(試合に)出させてもらっていることに感謝して。出たら感謝の気持ちを忘れないでプレーで出していきたい」。アレ達成には、もう絶対に欠かせない存在だ。

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