阪神 今季12度目の完封負けもマジック29は消えず 今季初5試合連続で先発投手が6回持たず降板

 「広島東洋カープ6-0阪神タイガース」(17日、マツダスタジアム)

 首位・阪神が2位・広島に敗れ、連続カード勝ち越しが6で止まった。前日16日に初めて点灯した優勝マジックは消えないが、29から減らすことはできなかった。今季12度目の完封負けで8月は初だ。

 先発のビーズリーは3回1/3を6安打5失点(自責3)で降板と先発の役割を果たせず。これでチームは5試合連続で先発が6回を持たずに降板という結果になった。

 降雨により、四回裏に19時25~59分まで34分間の中断があった。打線は序盤から床田に苦戦。二回に大山が左前打、四回に中野が二塁内野安打で出塁したが、後続が続かなかった。

 6点を追う七回にようやくチャンスらしいチャンスが到来する。1死から大山が四球で出塁し、ノイジー、小野寺が連続右前打を放ち、塁が全て埋まった。

 ここで代打・原口が投入されたが、二塁・菊池のダイビングキャッチで二直となり、2死満塁から2試合連続でスタメン落ちしていた代打・佐藤輝がコールされたが、1球で左飛に打ち取られた。

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