阪神・佐藤輝 価値ある2点打「抜けてくれて良かった」 8月6戦7打点!夏男になるで
「横浜DeNAベイスターズ2-3阪神タイガース」(6日、横浜スタジアム)
価値ある一撃に二塁上で感情をさらけ出した。阪神・佐藤輝が貴重な追加点となる2点適時二塁打。両手人さし指を誇らしげに突き上げてから、パンと手をたたいて喜びを爆発させて、「チャンスだったので一振りで打つことができて良かった」と結果をかみしめた。
1点リードの六回だ。マウンドには先発左腕の石田。2死一、三塁、真ん中付近に来た直球を見逃すことはなかった。逆方向へ伸びた打球は左中間を破ってスタンディングダブル。「抜けてくれて良かった」と2点を積み上げて、石田をノックアウトに追い込んだ。
六回裏の守備では悔しさも味わった。2死一、二塁で牧の強烈な当たりが三塁線を襲う。倒れ込みながら逆シングルで狙うも、捕球できず左適時打に。「捕ってあげたかったです。ああいうミスというか、次に出さないためにどうやるかが大事。しっかり練習したい」と反省材料にした。
二回1死はフルカウントから外角低めのカットボールに反応しかけるも、バットが止まって四球。梅野の適時二塁打で先制のホームを駆け抜けた。横浜スタジアムで13連敗後の3タテに、「本当に大きいです」。8月は打率・304、1本塁打、7打点。勝負の夏場に背番号8が真価を発揮する。
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