「横浜ＤｅＮＡベイスターズ－阪神タイガース」（５日、横浜スタジアム）

　阪神の先発・青柳は６回８安打３失点（自責１）と粘った。七回に代打を送られ、４勝目の権利を持って降板となった。

　初回、３点の援護をもらうと、快調に飛ばした。初回から三回まで毎回走者を許したが、３イニング連続の併殺打で切り抜けた。

　三回には２死一、二塁から右前適時打を放ち、自らのバットで貴重な４点目を奪った。

　だが中盤に失点を重ねた。５－０の五回に戸柱にソロを被弾すると、六回は２死二、三塁から大和に２点タイムリーを浴びた。

　さらに、連続四球で２死満塁とピンチを広げたが、代打・大田を遊ゴロに打ち取り、何とかリードを保った。

　降板後、青柳は広報を通して「試合のなかでいい感覚のボールも増えていましたし、ランナーを出しても低く集めることでゴロアウトを取る自分の投球ができたと思います」と振り返るコメント。「ただ、たくさん点を取ってくれて楽な状況で投げさせてもらっていたのに、長いイニングを投げることができずに申し訳ないです」とわびた。