阪神新外国人ブルワーが入団会見「カーブ、カットにすごい自信あり」 背番号98 ニックネームは「CB、ブルスキー、コールドブルー」

 入団会見を終え、拳を握るブルワー(撮影・中田匡峻)
 好きな日本食は寿司と答えたブルワーは“すしポーズ”を見せながら笑顔(撮影・中田匡峻)
 入団会見で笑顔を見せるブルワー(撮影・中田匡峻)
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 阪神の新外国人コルテン・ブルワー投手(30)=前ヤンキース3Aスクラントン・ウィルクスバリ=が5日、兵庫西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。背番号は「98」。

 193センチ、100キロの大型右腕は、メジャー通算84試合に登板し、2勝5敗7ホールド、防御率4・98。平均球速93マイル(149・6キロ)のカットボールを軸にスライダー、カーブなどの変化球も操る。

 今季は3Aで15試合に登板して0勝0敗3ホールド、防御率1・35の好成績を残した。この日は来日翌日ながら鳴尾浜で早速キャッチボールなどで汗を流した。

 ブルワーの主な一問一答は以下の通り。

 -来日して率直な気持ちは。

 「本当に今、素晴らしい気持ちでいっぱいです。こういう形で日本に来られて、非常にうれしく思っています。できるだけ早くグラウンドに入って、プレーできることを楽しみにしています」

 -日本の印象は。

 「本当に素晴らしい、きれいな国だなと思いました。自分の第二の故郷と呼べるような形になりたいなというふうに思っています」

 -チームの印象は。

 「アメリカのレッドソックスのようなチームだな、というふうには聞いています。本当に、すごい熱狂的なファンがいると思っていますし、毎試合完売というか、超満員のスタンドで、球場がいっぱいになるってことを聞いていますので、そういうところで、プレーするのを、本当に楽しみにしています」

 -阪神入団の決め手は。

 「タイガースというよりは、日本とは忠誠心というか、そういう部分が素晴らしいというのを聞いていましたので、そういうところで、自分がプレーできるっていうチャンスをもらえたので、そういうことやってみたいなと」

 -セールスポイントは。

 「自分としてはもうカーブ、カット、この2種類に関しては、すごい自信を持っている球種ですので、そのへんをうまいこと混ぜながら、自分自身のピッチングをしてチームに貢献したいと、そのように思っています」

 -ストレートの最速は。

 「一番速いので99マイル。今年は97から98マイルくらい。コンスタントに90は出ると思うが、自分としては球速ではないと思っていて。真っすぐでも球を動かすことができるので、状況によってはスピードも大切と思うが、いろんな形で打者を打ち取れればと思う」

 -カットボールが最も得意?自信はあるか。

 「カーブが一番、自信がある。カットも自信があるが、今年に関してはスライダーも投げているし、ツーシームもこの4カ月くらい新たに投げている。今まで持っていた球種も大事だが、新たな球種を使いながら抑えたい」

 -日本人打者との対戦は。

 「マイナーではあったと思うが、メジャーでは対戦したことないです」

 -日本の打者の特徴を聞いたりしたか。

 「いろんな人からバットに当てる技術は高いとは聞いてますし、そこまでのパワーがあるのかはわからないですけど、自分の持っているものをしっかり出して、打ち取っていきたいなと思います」

 -背番号98は以前クローザーを務めたドリスがつけてた。

 「実際に会ったことはないんですけど、98をつけるっていうことになってドリス投手の映像見たんですけど、本当に素晴らしい球投げてるピッチャーだなというふうに思いました」

 -ファンへ。

 「自分が持っているものを早くファンの皆さんに見せたいなと思っています。チームのためにしっかり頑張りたいと思っています」

 -ファンやチームメートからなんと呼ばれたい。

 「いくつかあるんですけど、一番呼ばれてるのはCB。そのほかにはブルスキーやコールドブルーと呼ばれることがあります。コールドブルーは最近結構何人かからニックネームつけられて呼ばれること多いかなと思います」

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