阪神・坂本 先制タイムリー&逆転呼ぶつなぎ打 “鬼門”突破に貢献「どんな形でも貢献したい」
「横浜DeNAベイスターズ2-5阪神タイガース」(4日、横浜スタジアム)
攻守で扇の要としての役目を果たした。阪神・坂本誠志郎捕手(29)が鬼門突破に大きく貢献だ。
試合を動かしたのは自身のバットだった。両軍無得点の四回2死二塁の好機で打席へ。「1打席目の感じと、強い真っすぐを投げる投手なので、それに振り負けないように」。1ストライクから東の甘く入った直球を捉えて左前へ。6月17日・ソフトバンク戦(甲子園)以来、47打席ぶりとなる適時打で先制点を奪った。
逆転劇のさなか、つなぎ役も遂行だ。同点に追いついた直後の八回2死一塁では右前打をマーク。木浪の勝ち越し打を演出し「(直前に同点打の)ノイジーのマネして打ちました」とニヤリと笑った。
守っては投手陣を最後までリードし、勝利に導いた。ただ、「村上に勝ちがつけば一番良かったんですけど…」とポツリ。「序盤から攻めて、よく投げてくれた。この球場はホームランも出やすいので。2点で抑えたというところが、こういうゲームになっている」と、好投しながらも勝ちがつかなかった先発右腕をねぎらった。
「どんな形でもいいから貢献したい。それが打つ方なら最高だし、守る方が一番大事。、また勝ちにつながる野球がしたいです」。冷静かつ仲間思いの男が文字通り、チームの要となる。
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