努力家で心優しい阪神・ビーズリー 「フエゴボール」に「プライオボール」 「スイーパー」教わった森木「勉強になります」
「中日ドラゴンズ2-5阪神タイガース」(3日、バンテリンドーム)
阪神・ビーズリーは練習熱心。重さの異なる6種類のゴム状のボール「プライオボール」で壁当てをし、チューブトレを一人黙々と行う姿を見て、自然とそんなイメージが定着していた。森木も言う。「ウエートも丁寧だし、ボールを変えたりして自分に合った調整をしてるので勉強になります」。
キャッチボールではボールの側面を切った形をした「フエゴボール」を使用。波打たないように真っすぐ投げ、回転軸を確認しているといい、ダイナミックな投球とは裏腹に、丁寧に努力を重ねていた。
陽気で優しい人柄も魅力だ。治療の部屋では鼻歌を歌い、誰にでも「Hi!」と笑顔であいさつ。記者たちにも帰り際、いつもタクシーから手を振ってくれる。
森木は「スイーパー」と呼ばれる曲がり幅の大きいスライダーを教わった際、圧のかけ方などを丁寧に説明してくれたという。努力家で心優しい助っ人。投球だけでなく内面でも虎党の心をつかむに違いない。(デイリースポーツ阪神担当・山村菜々子)
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