阪神・森下が勝ち越しの3号2ラン 前夜はサヨナラ本塁打あと一歩の左飛 今夜は正真正銘の勝ち越し弾

 6回、勝ち越し2ランを放ち、右手を挙げながら二塁へ走る森下(撮影・田中太一)
 6回、左翼スタンドへ勝ち越し2ランを放つ森下(撮影・立川洋一郎)
 6回、左越えに勝ち越し2ランを放ち生還する森下(撮影・山口登)
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  「阪神タイガース-広島東洋カープ」(30日、甲子園球場)

 阪神ドラフト1位の森下翔太外野手が六回、勝ち越しの3号2ランを放った。同点に追いつかれた直後の六回1死一塁から、大瀬良の初球を左翼席に運ぶと、一塁を回ったところで人さし指を天に突き上げ、ガッツポーズを繰り出した。

 森下は4時間56分の激闘の末に引き分けに終わった29日・広島戦の延長十一回2死一塁から、戸根のチェンジアップを捉え、角度よく左翼方向に舞い上がったが、フェンス際で伸びを欠いて左飛になっていたが、一夜明けて、7月12日のDeNA戦以来の一発で勝ち越し点を導いた。

 森下の3本塁打はいずれも甲子園。「打ったのはストレート。先頭でチカ(近本)さんが出塁してくれて、この回は絶対に点が取れるイニングだと思ったので、流れに乗って、思い切って積極的に初球からスイングしにいった結果が良い結果につながったと思います。(伊藤)将司さんもすごく良い投球をしてくれているので、援護することができて良かったです」と喜んだ。

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