阪神村上は首位攻防戦で7回2失点の好投 約1カ月ぶり7勝目の権利持って降板

 先発し、投げ込む村上(撮影・田中太一)
 5回、雨が降る中、力投する村上(撮影・田中太一)
 3回、小園に同点適時三塁打を許す村上(撮影・山口登)
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 「阪神タイガース-広島東洋カープ」(28日、甲子園球場)

 阪神の先発・村上頌樹投手(24)は7回2失点の好投で、勝利投手の権利を得たままマウンドを譲った。

 初回、二回と完璧に立ち上がった村上だったが、1-0の三回に乱れた。先頭の田中に初安打となる中前打を許すと、2死二塁から小園に適時三塁打を浴びて同点に追い付かれた。続く野間にも左前に運ばれ、1-2と逆転を許した。

 直後に味方が逆転して以降は危なげない投球でイニングを進めた。7回で103球を投じ、2番手・岩貞に後を託した。勝てば6月29日・中日戦以来の7勝目となる。村上は打っても2安打。母校・智弁学園(奈良)が甲子園出場を決めた夜に、右腕が投打に活躍した。

 降板後、村上は「野手の方々に初回から先制してもらい、逆転されてしまった後もすぐに取り返してもらったおかげで、自分のリズムでテンポ良く投げることができました。助けていただいた野手のみなさんに感謝します」とコメントした。

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