阪神・青柳「僕のミスから」5回5失点で背信KO 岡田監督が後半戦キーマンに指名も応えられず

 2回、ロジンを握りしめ悔しがる青柳
 1回、サンタナに適時打を許した青柳。左は三塁を回る一走宮本
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 「東京ヤクルトスワローズ6-3阪神タイガース」(22日、神宮球場)

 後半戦の“開幕投手”に指名された期待に応えられず、肩を落とした。阪神・青柳晃洋投手(29)が5回7安打5失点(自責4)の背信投球。試合後は、ただただ反省の言葉を並べた。

 「負けてしまったのがすべて。僕が勝てるチャンスがあるような試合にできなかったのが反省ですね」

 今季課題の初回。失点は自身のミスからだった。先頭の山崎に左前打を浴びると、続く武岡の打席で一塁へけん制悪送球。一走・山崎は一気に三塁へ進んだ。宮本の二塁強襲の適時内野安打などで、2失点し「崩れたというよりも、僕のミスからなので、そこは僕が悪い」とうつむいた。

 調子は上向かず、三回にも失点。さらに五回には警戒していた4番・村上に2ランを被弾した。今季は約2カ月間、2軍も経験。11日・DeNA戦(倉敷)では7回2失点で復活勝利を挙げ、岡田監督は後半戦のキーマンに挙げていた。自身も「勝ってチームに勢いがつくような投球ができたら」と意気込んでいたが、悔しさが残る結果となった。

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