阪神・岡田監督 佐藤輝弾で勝利も笑みなし 復調には懐疑的「良くなるっていう保証はオレはよう言わん」

 「阪神4-1中日」(17日、甲子園球場)

 前半戦ラストゲームを白星で締めくくっても阪神・岡田彰布監督(65)の顔に笑みはなかった。「そら、あのホームランは大きかったよ」。試合後、佐藤輝の3ランを勝因に挙げたが、「前いつ打ったか覚えてない。(本塁打は)10本目でしょ、まだまだ」と厳しい言葉が並んだ。

 この夜は先発・涌井との相性を考慮して5番で起用した。だが投手が代わると、その後の3打席はいずれも好機で凡退。「その後がのお。ちょっとは変わると思ったけどな」と首をかしげるしかない。後半戦も「絶対に良くなるっていう保証はオレはよう言わんよ、はっきり言うて」と復調にはまだまだ懐疑的だ。

 前半戦は佐藤輝の不振だけでなく、青柳の不調、湯浅、近本の離脱など想定外に見舞われた。5月の快進撃後は苦しい時期が続いたが、貯金11の首位ターンで後半戦へ向かう。岡田監督は「トータルで考えると良かった。(貯金が)2桁あるのは選手の頑張り」とナインをたたえた。

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