元阪神のマートン氏が甲子園訪問 来日の目的は?「日本は素晴らしい国なので」選手ら激励 阪神ファンにもメッセージ
元阪神のマット・マートン氏(41)が12日、甲子園球場を訪れ、岡田彰布監督(65)や現役時代の同僚だった梅野らと交流した。練習後には報道陣の取材に応じ、「いい状態のまま進んでいってもらいたい」と18年ぶりの“アレ”へエールを送った。マートン氏は10~15年まで阪神に在籍。首位打者、最多安打のタイトルを獲得し、14年はチームの日本シリーズ進出に貢献した。
一問一答は以下の通り。
-来日の目的。
「家族全員そろって日本に来る初めてのチャンスだったので、そういう形で日本に来ました。日本というのは自分たちにとってすごく意味のある素晴らしい国なので感謝も込めて、あと家族にもそういう思いを持ってほしいというそういう思いで来ました」
-甲子園に来るのはいつ以来。
「2017年に現役を引退して、18、19年と日本に来たんですけど、おそらく2019年少しだけ球場に寄ったのかなと思います」
-選手と会話は。
「練習中ですし、皆さんも優勝を目指して頑張っている中で。あんまり邪魔にならないようにあいさつだけさせてもらいました」
-坂本が話しかけていたようだが、どんな会話を。
「基本的にどの選手もそうなんですけど、コンニチワ、チームがいい状態なので頑張りましょうと、それくらいがほとんどの会話だったと思います」
-阪神は現在首位。どのように見ている。
「新聞とか情報を見る限りでは、チームはいい状態なのかなと。1位にいるということはそれだけ状態がいいと思いますし、もちろんピッチャーがしっかり頑張っていますし、それだけバッターの方も点を取っているので、それだけ勝ちにつながっていると思うので、この先タフな時期とか暑い時期になると思いますが、しっかりやるべきことをやって、いい状態のまま進んでいってもらいたいと思います」
-注目する選手がいれば。
「成績を見ると大山選手がいい成績を残しているのかなと思いますけど、チーム全体として応援していますし、今回は家族と来ているので、今日はしっかり試合を見て、チームが勝ってくれたらなと思います」
-米国の球宴で大谷が出場。大谷の活躍について。
「大谷選手の活躍を子どもたちが見て、自分たちも将来、投げるだけじゃなく打つ方も両方できるんじゃないかなと、アメリカの文化を変えていっているんじゃなかと思うくらい大きな影響を与えていると思っています。この先、子どもたちがそれを見て、自分たちがどっちもできるんだという思いにさせてくれる素晴らしい選手、それが単なる一人じゃなく、世界で一番の選手という形で、子供もそうですし、アメリカでも見られていると思っています」
-阪神ファンへメッセージを。
「カミサマハワタシノチカラデス。自分自身が甲子園でプレーして、素晴らしい場所という部分を、子どもたちが小さい時に経験したんですけど、また大きくなって、自分はこういうところでプレーしていたんだよと子どもたちに伝えたいし、ファンの皆さまには、自分がプレーしたのもそうですけど、今のチームに対してもしっかり応援してもらいたいなと思います」
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