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左投手先発時に初スタメンの阪神・前川が初回に適時打　勝てば６カードぶりの勝ち越し

　１回、タイムリーを放つ前川（撮影・飯室逸平）
　１回、左前打を放つ中野（撮影・飯室逸平）
　１回、二塁打を放つ近本（撮影・飯室逸平）
　１回、近本は三本間に挟まれアウトになる（撮影・山口登）
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　「阪神－中日」（２９日、甲子園球場）

　５カード連続負け越し中の阪神が初回に先制した。無死一、三塁の好機で３番・渡辺諒が一ゴロ、４番・大山が空振り三振に倒れたが、５番・ノイジーの遊ゴロを中日・龍空がはじいて先制。さらに２死一、三塁から前川が中前適時打を放って幸先よく２点を奪った。

　前川はこれまでの１４試合のスタメンは、いずれも相手投手が右だった。この日は左腕・松葉が先発だったが、岡田監督は好調さを買ってスタメンに抜てきし、２０歳の若武者が起用に応える一打を放った。

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