阪神・青柳 投げて投げて手応え「レベルアップのため練習必要」 内角攻め&練習中のカーブ 2軍戦7回122球3失点
「ウエスタン、阪神1-3オリックス」(21日、鳴尾浜球場)
模索の日々が実を結びつつある。1軍で進化した姿を見せるため-。阪神・青柳が手応えアリの投球だ。
課題の立ち上がりは、クリアならなかった。初回先頭・茶野に不運なポテン二塁打を許すと、1死三塁から西野に先制の右越え適時三塁打を献上。続く野口に右犠飛を許した。
それでも、求めるのは結果よりも内容だ。左打者7人が並んだ打線に対し、取り組んでいる内角への投球を、この日もテーマに設定。「投げ切れるようになってきた。結果、初回に2点取られましたけど、悪くはなかったかな」とうなずいた。
練習中のカーブは外角へ抜ける場面も目立った。ただ、「挑戦なんで。普段だったら投げない球ですし、その中で良くない結果が出ちゃったという感覚」とあくまでも進化の過程と捉える。「意識せずとも、配球の中に入ってくる球にレベルを上げていけたら」と前を向いた。
降格後最多の7回122球を投じて6安打3失点。「レベルアップのためには練習が必要なんで、球数はかかってもいいと思って。自分のやりたいこと、成長できることを、試合の中でしか試せないと思うので、試せて良かった」。1軍返り咲きへ、自分と向き合い続ける。
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