阪神・桐敷 収穫と課題の97球 1軍再昇格へ7回3失点の粘投も一発に泣く
「ウエスタン、阪神9-10オリックス」(20日、鳴尾浜球場)
1軍再昇格へ収穫と課題の97球だった。阪神・桐敷拓馬投手(24)が粘りの投球も一発に泣いた。「全体的には良かったですけど、そこ(3ラン)が悪かったですね。後半につれて球も高くなってたのでそこが課題」
初回は三者凡退。二、三回も低めに制球し、1安打に抑える安定感を見せていた。悔やまれるのは0-0で迎えた四回。2死から連打で一、二塁のピンチを迎えると、セデーニョに143キロ内角直球を捉えられ、左越え3ランを被弾した。「ホームランを打たれる前のヒットがいいコースではあったんですけど、そこをワンバンにすればよかったのかな」と一発の前の一打を反省した。
この日は岡田監督が視察に訪れていたが「やることは変わらないので、そこは気にせずに」と五回以降も走者を出しながら落ち着いて無失点に抑え、7回7安打3失点でマウンドを降りた。今季はプロ初勝利も果たした左腕はこの日、24歳に。再び1軍のマウンドを目指し気持ち新たに鍛錬を重ねていく。
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