【藤田平氏の眼】さえわたった阪神・大山の読み 自分で考えてボールを待っている 負けなくて良かったという試合
「阪神7-7ロッテ」(5日、甲子園球場)
阪神は今季最長5時間7分の激闘の末に、引き分けた。存在感を見せたのが、昨年も本塁打&打点の2冠に輝いた“交流戦男”大山悠輔内野手(28)。逆転を許した直後の五回1死一、三塁で左翼席へ7号3ランを放った。デイリースポーツ評論家の藤田平氏(75)は逆転を許しながら追い付いた野手陣、特に4番・大山の読みを称えた。
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阪神としては、6日から遠征が続く日程のことを考えても、負けなくて良かったという試合ではないか。先発の桐敷が崩れた流れを考えても、野手陣がよく追い付いたという展開だった。
その中でもここ最近の大山は、ランナーがいる場面での相手のボールに対する読みというものが、非常にさえているように感じる。五回に3ランを打ったが、そこまでの2打席は、初回が空振りで三回が見逃しと2三振を喫していたものの、内容としては悪くない三振だった。
どこが悪くなかったかというと、自分の考えていたところにボールが来なかっただけで、崩されての三振ではなかったということだ。しっかりと自分で考えてボールを待っているような形であり、五回の本塁打もその考えが一致したようなバッティングだった。
話は戻るが、桐敷は今後も先発の一人として大切な投手であり、リードを守り切れなかったことを今後に生かしてもらいたい。
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