阪神・青柳 再スタートの降格後2軍戦初先発へ「やるべきこといっぱいある」

 「ウエスタン、阪神(降雨中止)中日」(30日、鳴尾浜球場)

 エースが鳴尾浜で再スタートを切る。ウエスタン・中日戦が雨天中止となった30日、阪神・青柳晃洋投手(29)が甲子園室内で調整。2軍再調整後、初先発となる31日の同戦に向け、態勢を整えた。

 5回7失点で降板した19日・広島戦(甲子園)から中11日でのマウンドとなる。結果よりもまず優先するのは、自身の技量向上だ。

 「自分のやりたいことだったり、自分がレベルアップするためにできることを頑張りたい。抑えるに越したことはないですが、1点、2点取られたからどうこうとなるより、自分のレベルアップのためにできたらと思う」

 ブルペンでの投球練習では「いいボールは行っている」と手応えはある。後は試合でその感覚を出せるかどうか。「実力を上げるためにやるべきことがいっぱいあると思う」。打者相手に投球を重ねる中で、能力に磨きをかけていく。

 鳴尾浜では若手選手らとの交流が多く、体の使い方やトレーニング方法などの意見交換を行う時間もあった。「そういう部分では勉強になったかなと思いますね」と充実感もある。岡田阪神の“アレ”には、青柳の復活が不可欠。レベルアップした姿で戦線復帰するために、ファームでの調整期間をムダにはしない。

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