阪神 交流戦へ無双締め!直近16戦15勝 ノイジー勝ち越し打!大山追撃2点打

 7回、中前に勝ち越し適時打を放つノイジー(撮影・山口登)
 7回、左翼線に2点適時二塁打を放つ大山
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 「阪神4-1巨人」(28日、甲子園球場)

 一打、勝ち越しのチャンス到来に、阪神・ノイジーは打席の中で静かに闘志を燃やしていた。好球必打の姿勢で、三上の「甘い球」を待つ。鮮やかにはじき返した一撃が中前へ運ばれると、4万2618人が詰めかけたスタンドから地響きのような大歓声が上がった。

 「甘いボールをしっかり捉えようという気持ちはありました。なんとか打球を上げて、打点を挙げることが一番、大事だった。強い打球を打つことができて、打点につながって良かったね」

 同点の七回1死満塁。代わったばかりの変則右腕・三上と対峙(たいじ)した。2球連続でスライダーを投じてきたが、その2球目を強振。「落ち着いてバットを出していくことを意識していた」。決勝のタイムリーとなり、才木に勝ち星をプレゼントだ。

 そんな才木からは、共に上がったお立ち台で「アイラブユー」と声をかけられた。ノイジーもうれしそうな表情を見せ「アイラブユー、トゥー」と返答。超満員の虎党の前で相思相愛ぶりを見せた。

 1点リードとなり、なおも1死満塁という最高の流れで回ってきた4番・大山も一振りで魅せた。三上が初球に投じた内角高め直球を思い切りひっぱたき、左翼線への2点適時二塁打に。「1点勝ち越しで回ってきたので、いい意味で余裕もできましたし、シェルドン(ノイジー)に感謝しています」と前を打つ助っ人に敬礼だ。

 大山の今季、満塁時の打率は4打数4安打の10割。9打点をたたき出す満塁男ぶりを発揮する。30日から交流戦に突入するが「勢いは大事だと思うんですけど、気を引き締めるところはしっかり気を引き締めて。いい準備をしていきたい」と、一戦必勝を強調した。快進撃が続く猛虎。ノイジー、大山のバットが交流戦でも連勝ムードを形成していく。

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