阪神が今季初の8連勝で貯金は今季最多17 巨人に3連勝 ノイジーが決勝打 才木は3勝目

 7回、大山の2点適時二塁打に喜ぶ阪神ナイン(撮影・中田匡峻)
 7回、ノイジーの勝ち越し適時打で生還した三走・木浪(0)を迎える岡田監督(撮影・中田匡峻)
 4回、レフトへ先制ソロを放ったミエセスを迎えるナイン(撮影・中田匡峻)
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 「阪神4-1巨人」(28日、甲子園球場)

 破竹の勢いだ。阪神が今季初の8連勝。今季最多の貯金「17」とし、交流戦前最後のリーグ戦で首位をガッチリキープした。

 打線は先制に成功した。両軍無得点の四回2死。ミエセスが松井の148キロを振り抜き、左翼席へ運んだ。25日・ヤクルト戦以来の3試合ぶり一発となる3号ソロ。甲子園では初アーチとなり、代名詞となりつつあるギャルピースを決めた。

 七回表に同点に追いつかれたが、すぐさま打線が奮起。1死満塁のチャンスを作り、ここで打席にはノイジー。代わったばかりの三上のスライダーを中前にはじき返し、勝ち越しの1点を奪取。次打者・大山も左翼線に2点適時二塁打を放ち、甲子園のボルテージは最高潮となった。

 先発・才木は自己最長となる7回2/3を3安打1失点と好投した。六回までは無失点投球を展開し、巨人打線に付けいる隙を与えなかった。しかし、1点リードの七回、先頭の秋広に同点ソロを右翼席に運ばれた。ただ、最少失点にまとめ、味方も勝ち越しに成功。今季3勝目を挙げた。九回を締めた湯浅が復帰後初となる6セーブ目。

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