大号泣の阪神・大竹「感動しました!」お立ち台で「1人はみんなのために、みんなは1人のために」名言?飛び出す

お立ち台でポーズを決める(左から)近本、大竹、中野(撮影・飯室逸平)
加治屋(中央)からウイニングボールを受け取り笑顔を見せる大竹(右)=撮影・山口登
リリーフカーに乗りファンに声援に応える大竹(撮影・山口登)
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 「阪神3-2巨人」(27日、甲子園球場)

 阪神の大竹耕太郎投手が7回無失点の好投でハーラー単独トップ&自己最多の6勝目を手にした。規定投球回には1/3回届かなかったものの、防御率は驚異の0・40。近本の先制適時打が飛び出した直後にはベンチで大号泣した。

 お立ち台に立った左腕は「正直、調子は良くなかったですけど、立ち上がりに動じず、後半尻上がりに投げられて良かったです」と語った左腕。キャリアハイの6勝目に「いいところで打っていただいて、僕の力じゃないと思っています」と野手に感謝した。

 「自分のところで代打を送られて悔しさもあった。渡辺がつないでくれて、近本さんが打ってくれて、感動しました」と率直な心境を明かし、「いやなんか、なんでしょう。1人はみんなのために、みんなは1人のために。チームプレーでしたね」と涙を流した理由を語った。

 「とにかくチームが勝つことが一番」と語った大竹。お立ち台で「横にいる2人が打ってくれると思うので、また泣きたいと思います」と先制打の近本、ダメ押し打の中野に感謝の気持ちを伝えていた。

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