2年前の同日に初勝利挙げた阪神・西純、中継ぎ転向後初登板 打球が右膝直撃も無失点で切り抜ける

7回、西純は韮沢の打球を足に受ける(撮影・山口登)
7回、西純は韮沢の打球を足に受けるも笑顔を見せる(撮影・山口登)
7回、リリーフカーから飛び降りる西純(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-広島」(19日、甲子園球場)

 1点ビハインドの七回から登板した阪神の西純矢投手(21)が中継ぎ転向後初登板した。19年のドラフト高卒同期の及川からバトンを受けた右腕は右膝に打球が直撃するシーンもあったが、無失点で切り抜けた。

 先頭・韮沢の痛烈な打球が足に当たったが、素早い反応で一塁に送球。アウトにしてみせた。しかし、続く代打・堂林にストレートの四球で出塁を許す。

 1死一塁で相対した中村貴は142キロフォークでバットを折り、二ゴロに打ち取った。ただ、西川を四球で歩かせ2死一、二塁とピンチを広げた。ここで打席には秋山を迎えたが、カウント1-1から145キロフォークで二ゴロに打ち取り、こん身のガッツポーズを繰り出した。

 西純は、2年前の同じ日にヤクルト戦で無安打投球を披露し、プロ初先発初勝利を挙げている。

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