阪神・青柳が八回途中3失点 自らの2点二塁打で逆転!甲子園大きな拍手 開幕戦以来、2勝目の権利手に降板

 8回途中、交代を告げられマウンドを降りる青柳(左)=撮影・北村雅宏
 2回、近本の適時二塁打で生還した青柳(右)を笑顔で迎える岡田監督(撮影・立川洋一郎)
 2回、左翼線へ逆転となる2点適時二塁打を放つ青柳。左は先発の今永(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神-DeNA」(12日、甲子園球場)

 阪神の青柳晃洋投手が八回途中3失点でマウンドを降り、開幕戦以来となる2勝目の権利を手にした。

 初回こそ3戦連続で失点したが、最少失点で切り抜けると立ち直った。二回は2死一、二塁から自らのバットで逆転の2点二塁打を放ち、試合をひっくり返した。以降は打線の援護をバックに直球主体で凡打を量産した青柳。三、四回は三者凡退に抑えるなどイニングを重ねるごとにテンポを上げた。

 八回無死一、二塁から神里を中飛に打ち取ったところでマウンドを降りた。今季最長の7回1/3を投げ、7安打3失点。同最多の120球の熱投に場内から称賛の拍手が送られた。開幕戦のDeNA戦で勝利して以降、白星から見放されて自身3連敗中だったが、大事な首位攻防3連戦の第1ラウンドで青柳らしい投球を見せた。

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