好調な阪神の天敵は「雨」?雨天中止後の次戦は4戦全敗→打線も湿りがち 常に天候に注意を払う岡田監督

 9日のヤクルト戦で完封負けを喫し、連勝が3でストップした岡田阪神。ここまでの戦いを振り返ると、あるキーワードが負の要素として浮かび上がってくる。それは「雨」。雨天中止は計5試合(2試合連続が1度)あるが、いずれも次戦は敗れている。

 開幕4連勝の勢いを止められたのも雨だった。4月5日の広島戦が雨天中止になると、翌6日は岡田監督が「こっからやったのになぁ」と嘆いたように六回コールドゲームで完封負けを喫した。そこから一気に打撃不振に陥り、4戦連続1得点と苦しんだ。

 同15日のDeNA戦が雨天中止となった翌日も4安打1得点で接戦を落とした岡田阪神。同25日の巨人戦が雨天中止となり迎えた試合は序盤で大量失点し、中盤に1点差まで詰め寄ったが追いつくことはできなかった。そして広島戦が2戦連続中止となって迎えた9日・ヤクルト戦で完封負け。移動日も含めて、3日間、ゲームで「生きた球」を見れなかったことも原因となった可能性がある。

 指揮官は4月10日の移動日に「あの雨でやなあ。流れ変わったよな」と語っていた。開幕直後、広島はコールドゲームで今季初勝利を挙げ、そこから5連勝。前政権の時から天気には人一倍、注意を払い、天気予報のチェックを欠かさなかった岡田監督。評論家時代も阪神だけでなくライバル球団のローテ予想など、雨が与える影響を語っていた。

 雨上がりのゲームが「鬼門」となってしまうのか。百戦錬磨のベテラン指揮官がどう打開策を練っていくのか-。今後の戦いへキーワードの一つとなるかもしれない。

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