阪神・大山 7戦ぶり3号!8戦連続H 佐藤輝と今季初OSアベック弾「一丸で戦えた結果」
「広島0-5阪神」(5日、マツダスタジアム)
胸を高鳴らせて球場を訪れた阪神ファンの少年少女に、4番&5番の大砲コンビがこどもの日の思い出を刻んだ。まずは阪神・大山悠輔内野手(28)が魅せた。初回に先制の3号2ラン。4月27日・巨人戦(甲子園)以来、7試合ぶりの一発で、2戦連続逆転勝ちの勢いをつないだ。
2死からノイジーが左前打で出塁し、迎えた打席。遠藤の直球を完璧に捉えた一撃は、まだ明るさの残る空に美しい弧を描いて、左翼席に着弾した。
8試合連続安打を豪快弾で達成。「大竹がマウンドに上がる前に先取点と思ってましたし、後ろにつなぐことを意識してましたけど、結果的にホームランになって先制できたので良かったです」。3、4日の中日戦(甲子園)での同点打に続き、3日連続の殊勲打もマークした。
三回にも2死から三遊間を破る当たりで、2打席連続安打。佐藤輝へ回し、昨年7月22日・DeNA戦(甲子園)以来で今季初のOSアベック弾を呼び込んだ。大山と佐藤がそろって打点を挙げた試合は今季5戦全勝だ。
初昇格の6番・ミエセスにも一発が飛び出し「テルのホームランも、ミエちゃんのホームランも、最後勝ったというところが大きい。チーム一丸となって戦えた結果」と誇らしげ。迫力を増した虎打線の中心に、大山がドンと座っているのが何よりも心強い。
◆大山&佐藤輝アベック アベック本塁打は昨年7月22日・DeNA戦(甲子園)以来で今季初。アベック打点は今季5度目。4月1日・DeNA戦、4月27日・巨人戦、5月3、4日・いずれも中日戦に続き、この試合で5戦5勝。
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