阪神・大山 連日の口火打&同点打 頼もしすぎる“ここぞの”4番「考えて準備できている」

 「阪神3-2中日」(4日、甲子園球場)

 柳の初球を、阪神・大山悠輔内野手は迷いなく振り抜いた。1点を追う八回2死一、三塁。絶好調の4番がチャンスに燃えないわけがない。「今までの攻め方、投手だけでなく捕手の特徴、配球…。考えて準備できている」と集中力を研ぎ澄ました。

 2死一塁でノイジーの安打を左翼・大島がファンブル、その間に一走・中野が三塁進塁。仲間が相手のミスにつけ込んでチャンスを拡大すると、大山はその大島の前に鋭い同点打を放ってみせた。

 七回も先頭で初球を振り抜き、中越え二塁打。坂本の適時打で反撃の1点目ホームを踏んだ。前日の4安打を含め、4月27日・巨人戦(甲子園)から7試合連続安打のうち5試合がマルチ。チャンスメークも好機での一撃も自在の活躍だが「みんなが頑張っている結果で、その中に僕がたまたまいるだけ」と謙虚に語る。岡田監督は「チャンスメーカーになるし、勝負どころで勝負強いバッティングができる。最近ほんといいバッティングしてる」と絶賛した。

 連日の劇的な逆転勝利でカード勝ち越し。大山は「誰ひとり諦めている選手はいないし、勝ちに向かって全員でいってるのですごくいい状態」とチーム状態を分析。このプロ意識が、劣勢をはね返す虎の底力となっている。

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