阪神・ミエセス 弾丸ウエスタン1号 調整順調!ど派手に見せた「いい気持ち」

 「ウエスタン、ソフトバンク6-5阪神」(2日、タマホームスタジアム筑後)

 待望の一発をど派手に決めた。阪神・ミエセスは巨体を揺らし、ゆったりとダイヤモンドを一周。大きな手でベンチの仲間とハイタッチを交わし、白い歯をこぼした。

 八回1死。カウント2ボールから甲斐野の外角スライダーを完璧に捉えた。左翼防球ネットに弾丸ライナーで突き刺すウエスタン1号ソロをマーク。「結果が出ているときは楽しい、いい気持ちで(野球が)できます」と声を弾ませた。

 二回1死では左前打、四回1死一塁では高低の揺さぶりにも動じずに四球で出塁した。岡田監督も映像でM砲の姿を見届け、「四球とヒットまで見てたんや。四球もよう見とったなあ」と納得顔。和田2軍監督も「全打席で内容のあるバッティングだった」と称賛した。

 身内の不幸による一時帰国から、4月27日・広島戦(甲子園)で実戦復帰し、この日は「5番・右翼」で先発。3度の守備機会も無難にこなし、「状態はいいと思います」と順調な調整ぶりを示した。

 同じ外野手の小野寺が1軍に昇格したが、正右翼手の不在が現在の打線の課題。ドミニカンの打棒に起爆剤としての期待がかかる。「しっかり準備できるようにやっている」とミエセス。万全を期して来るべき時を待つ。

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