「ヤクルト－阪神」（３０日、神宮球場）

　３連勝中の阪神は梅野隆太郎（３１）が「７番・捕手」で４試合ぶりにスタメン出場する。岡田監督から正捕手に指名され、開幕から１６試合に先発したが、打率・０９４と極度の打撃不振に陥ったこともあって、直近３試合は坂本にマスクを譲っていた。坂本は投手陣を巧みにリードして３試合連続完封勝利に導き、打っても３試合で７安打を放っていた。岡田監督は２９日の試合後、「梅野にちょっと奮起させよ」と起用を明言。梅野の復調に期待を寄せていた。

　阪神の先発は才木。２３日の中日戦（バンテリン）では５回２失点で敗戦投手となった。２連敗中だが、防御率２・１３と安定しており、打線の援護を得て。２日・ＤｅＮＡ戦（京セラ）以来となる２勝目を目指す。

　７連敗中のヤクルトは吉村が先発。才木とは９日の阪神戦（甲子園）でも投げ合ったが、５回１失点で勝敗はつかなかった。両チームのスタメンは以下の通り。

　【阪神】

　１番・中堅　近本

　２番・二塁　中野

　３番・左翼　ノイジー

　４番・一塁　大山

　５番・三塁　佐藤輝

　６番・右翼　井上

　７番・捕手　梅野

　８番・遊撃　木浪

　９番・投手　才木

　【ヤクルト】

　１番・左翼　浜田

　２番・中堅　山崎

　３番・二塁　山田

　４番・三塁　村上

　５番・右翼　サンタナ

　６番・一塁　オスナ

　７番・捕手　古賀

　８番・遊撃　長岡

　９番・投手　吉村