阪神・ミエセス 2軍本隊合流「自分に集中」 家族との別れから切り替え-1軍昇格狙う
9日に家族の不幸で母国のドミニカ共和国に帰国していた阪神のヨハン・ミエセス外野手(27)が20日、鳴尾浜で練習を行う2軍本隊に合流した。室内での打撃練習などで体を動かした助っ人は「状態はいいかなと思います」と淡々と話した。
最愛の家族との別れについて「つらい出来事ではあった」と声を落としたミエセスだが、「グラウンドでは忘れるというか、自分の事に集中したいと思います」。気持ちを切り替えて、野球に打ち込むつもりだ。
開幕からチームは好発進している。画面越しからミエセスも感じ取っており「オープン戦から見ていて、いいチームだなと。それが順調に行っているのはいいことだと思います」とうなずいた。
今季初昇格に向けて、ここから状態を上げていきたい。和田2軍監督とも話し込む姿が見られ、再び前を向いて動き出した。自慢の長打力で戦力となるために、鳴尾浜で牙を研いでいく。
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