阪神 ハマスタで10連敗の悪夢 球団ワーストタイ記録 ドラ1森下は3打席3三振 岡田監督「バットが出ない」

 渋い表情の岡田監督ら(撮影・金田祐二)
 7回、見逃し三振に倒れぼうぜんの森下(撮影・金田祐二)
2回阪神1死、空振り三振に倒れる阪神・森下翔太=横浜(撮影・金田祐二)
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 「DeNA2-1阪神」(16日、横浜スタジアム)

 阪神は今季2度目の2連敗で、球団ワーストタイの横浜スタジアム10連敗となった。

 先発の才木は初回、2死から3番・宮崎の中前打で走者を背負うと、4番・牧にカウント2-2から左翼席に2ランを浴びた。

 0-2の四回、2死無走者から4番・大山がDeNA先発・平良のスライダーを引っ張り込んで左翼席に突き刺した。大山は今季13試合目、53打席目で待望の今季初本塁打。「(先発の)才木が我慢強く投げてくれているので、なんとか点を取ってあげたいという気持ちでした」とコメントした。

 不振の佐藤輝が「5番・三塁」、ドラフト1位・森下(中大)も「6番・右翼」でスタメン復帰した。佐藤輝は七回に右二塁打を放ち、二塁に頭から滑り込んで意地を見せたが、森下は3打席連続三振。打線は平良に六回までに計10三振を喫した。

 才木は7回で107球を投じ、4安打2失点。牧の一発が悔やまれる結果となった。

 岡田監督は3三振の森下について「バットが出ない。初球の球も振れとったのに、振れへんからな」とコメント。平良に抑えられた打線に「だから1、2番が完璧にな、抑えられてたしなぁ。左がなぁ」と振り返った。

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