阪神が“スミ1”守って連敗ストップ 大竹が現役ドラフト選手で新天地勝利一番乗り 救援陣も無失点

 6回、山田を打ち取る大竹(撮影・山口登)
 9回、村上を二ゴロに打ち取る湯浅(撮影・山口登)
 8回、3番手で登板する石井(撮影・北村雅宏)
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 「阪神1-0ヤクルト」(8日、甲子園球場)

 阪神が“スミ1”を守り抜いて連敗を2で止めた。本拠地・甲子園で今季初勝利を挙げ、貯金を3とした。

 唯一の得点は初回に生まれた。1死二塁からノイジーが右中間へライナーを放ち、右翼・サンタナがスライディングキャッチを試みた。直接捕球でのアウト判定となり、二走・中野はフォースアウトで併殺となった。

 しかし、岡田監督がリクエストを要求。映像では芝生にワンバウンドしており、1死一、三塁で再開。これが岡田監督にとって初のリクエスト成功となり、続く大山の中犠飛で先制した。

 先発は昨年の現役ドラフトで移籍し、阪神で初登板初先発となった大竹。直球の大半が140キロ台前半ながら、120キロ台のチェンジアップを効果的に交えて的を絞らせなかった。制球も抜群で、6回3安打無失点で降板した。

 七回は2番手・岩崎無失点。八回も石井が無安打無失点でリードを守った。九回は湯浅が締めくくり、3セーブ目を挙げた。

 大竹は現役ドラフトで移籍した6投手で、一番乗りで新天地での勝利。7日の12球団の今季最多4万2465人を更新する4万2580人が詰めかけた甲子園で大歓声を浴びた。

 ただ、打線は二回以降は拙攻が続いた。四回2死一、二塁は二走・佐藤輝が三塁・村上の守備妨害でアウトとなった。

 五、六回は三者凡退。七回2死二塁は代打・原口も左飛に倒れた。4日・広島戦で大山が栗林から放った適時二塁打を最後に、22イニング連続時打なし。次戦以降に課題を残した。

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