「２軍練習試合、ジェイプロジェクト１－４阪神」（１日、鳴尾浜球場）

　阪神のドラフト４位・茨木秀俊投手（１８）＝帝京長岡＝がプロ入り後初めて実戦登板し、１回１安打３四球１失点だった。

　先発のドラフト２位・門別（東海大札幌）に代わりマウンドに上がると、先頭の藤田龍に四球を献上。続く松坂への初球が後ろにそれ無死三塁とされると、その後も四球を与え１死一、三塁のピンチに。

　続く上宮田に右前へ適時打を浴び、１点を失った。住にも四球を与え、なお１死満塁も橋本恭を捕ゴロで捕手がホームベースを踏み、２アウト。橋本太を左飛に仕留めマウンドを降りた。３４球を投じ、自己最速の１４９キロも記録した。

　先発の門別は４回１安打無失点。二回に２四球を与え２死一、二塁のピンチも池尾を空振り三振に斬り、０に抑えた。野手では「１番・中堅」でドラフト３位・井坪（関東第一）、「７番・左翼」で育成ドラフト１位・野口（九産大）、「９番・遊撃」でドラフト５位・戸井が先発出場し、初めてファームのルーキー全員が出場した１戦となった。