阪神・佐藤輝 1億円弾予告 “伝説の3発”ベルーナDに今季から看板広告「本番で打てれば」

 阪神・佐藤輝明内野手(24)が20日、神宮外苑で指名練習に参加し、21日の西武戦を戦うベルーナドームに新設された、賞金1億円看板広告にぶち当てる超特大弾を“予告”した。チーム問わず本塁打を直撃させた選手へ1億円が贈られる看板は、バックスクリーン右側に今季から設置。飛距離約150メートルが必要とされるが、新人時代に1試合3発を記録した好相性のグラウンドだけに、「本番(交流戦)で打てれば」と意欲を示した。

 思い出の地へ2年ぶりの凱旋を前に、スラッガーの本能がくすぐられているようだった。佐藤輝にとってベルーナドームはプロ1年目、新人としては巨人・長嶋茂雄以来、3人目となる1試合3本塁打を放った場所。“伝説の3発”については「もう忘れました」と笑い飛ばすが、相性の良さは変わらないはずだ。

 そのベルーナドームに設置された夢の看板。今季1軍公式戦が賞金贈呈の対象とあって、「オープン戦は関係ないでしょ!?多分」と言いつつも、5月30日~6月1日に交流戦でのベルーナ再訪が決まっている。

 飛距離150メートルの“1億円弾”へ、21日は格好のリハーサルとなるが、「いやぁ~、無理っしょ。普通に、気にせずいきたいと思います」と自然体を強調。一方で、「1億円もらえたら?そりゃ、うれしいですけど」と色気も見せて、「本番で打てればいいかなと思います」と虎の大砲として気合を込めた。

 ルーキーイヤーの21年春季キャンプ、宜野座でのフリー打撃でバックスクリーン越えの推定150メートル弾を経験済みだ。同年4月、横浜スタジアムの右中間場外に消えた一発は推定140メートル。虎党の記憶に刻まれている場外弾の再現が、佐藤輝を“1億円プレーヤー”へと導く。

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