阪神が11得点快勝!ドラ1・森下が地元横浜で凱旋弾 プロ入り後初観戦の両親の前で

 7回、左越えに2ランを放った森下(右)は笑顔でベンチに戻る。左は一走・大山(撮影・中田匡峻)
 7回、左越えに2ランを放った森下(撮影・中田匡峻)
 6回、原口が逆転の適時打を放ちベンチで笑顔を見せる岡田監督(撮影・堀内翔)
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 「オープン戦、DeNA6-11阪神」(14日、横浜スタジアム)

 阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が地元凱旋弾となるオープン戦2号2ランを放った。9-5の七回、1死一塁で打席に立つと、2ボール2ストライクからDeNAの3番手・石川のチェンジアップをすくい上げ、左翼席へ運んだ。

 同球場での本塁打は東海大相模時代に57本目となる高校最後の一発を放って以来だった。「思い出のある球場。いい姿を見せられたら」と意気込んでいた。この日は父善文さん(55)と母ゆりさん(52)も球場に訪れていた。プロ入り後、観戦は初めてという両親の前で親孝行ぶりを見せた。

 阪神はノイジーが来日初打点を挙げるなど初回に4点を奪った。「3番・左翼」で先発出場した新助っ人は無死一、二塁からDeNAの先発・浜口の135キロ直球を振り抜くと、打球は一塁後方へ上がり右翼線に落ちた。先制の適時二塁打で12日の巨人戦(甲子園)の第2打席から3打席連続安打となった。

 続く4番・大山が四球を選び、無死満塁となると、5番・佐藤輝が初球を左前適時打。6番・森下の三ゴロ併殺の間にノイジーが生還。さらに7番・原口の左前適時打で1点を追加した。

 4-5と逆転を許した直後の六回、1死満塁から7番・原口が左前に2点適時打を放って再逆転。続く8番・梅野の四球で再び1死満塁とすると、9番・木浪が押し出し四球を選んだ。さらに1番・近本が左翼線に2点適時打。打者一巡の攻撃で大量5点を奪った。

 今季3度目の実戦登板となった先発の西勇は5回9安打5失点と乱れた。初回に4安打を浴びて3失点。四回にも1点を失い同点とされると、4-4の五回には無死一塁から宮崎に適時二塁打を浴びた。

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