阪神 岡田監督“シーズンモード突入”宣言 4日・オリックス戦から「サインやっていくよ」

 阪神・岡田彰布監督(65)が1日、甲子園での全体練習に目を光らせ、“シーズンモード突入”を宣言した。4日・オリックス戦から「もうサインはやっていくよ、全部やるよ」と盗塁とエンドランに加えて、バントも解禁すると明言。「1つ前の塁に進めるとか、そういう打ち方とか、進塁打もそうやけど」。状況に応じて、“岡田野球”を試合で実践していく考えだ。

 シートノックにも変化が見られた。これまで外野からのバックホームはカットへ送球することを徹底していたが、カットの判断で外野から直接ホームへの送球を解禁。「今までより強いボールがいっとるもんな。キャッチャーが(捕球するのに)中途半端な」と苦笑いだったが、打撃だけでなく、守備も次の段階に進んだ形だ。

 「見極め」をテーマに掲げたキャンプを終え「今いてるメンバーは1軍の1年間の戦力になる」と計算している。「(減らすのは)あと2、3人じゃないか」と今後は開幕メンバーの絞り込み作業に入っていく。

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