阪神・ドラ1森下 いよいよ聖地見参!18年センバツ以来「素直に楽しみ」

 黄金ルーキーがいよいよ聖地に見参だ。阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が28日、1日から始まる甲子園での練習を心待ちにした。

 「素直に楽しみですし、甲子園のグラウンドですることが一番多くなってくると思うので、しっかり自分の目で足で、確かめていきたいなと思います」

 聖地のグラウンドに足を踏み入れるのは東海大相模3年時に出場した18年春のセンバツ以来。それだけに、楽しみもひとしおだ。

 春季キャンプで見えた課題は守備。「後方のフライが少し苦手かなと。何本も何本も受ければ変わってくると思う」と猛練習し、浜風にも対応できる守備を身につける。打撃ではあくまで、本塁打よりも得点機の犠飛など「チームへの貢献」にこだわる考えだ。

 今後について、岡田監督は「いいピッチャーが出てくるわけやから、当然、経験さすには一番いいゲーム」と3月6日の侍ジャパンとの強化試合に出場させることを示唆。さらに「右(投手)左(投手)関係なしに、経験積ませたい」と話し、“英才教育”を施す。

 森下も「多くの投手の打席に立ってシーズンにつなげていかないと意味がないので、立たせてもらえるならしっかり経験を積んでいきたい」と呼応。日本を代表する投手相手にさらなる成長を見せ、期待に応えていく。

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