阪神・森木 最多100球投げ込み 復活へ順調「手元で伸びるボール増えてきた」
「阪神2軍春季キャンプ」(25日、具志川)
着実に歩を進めている。阪神・森木大智投手(19)が今キャンプ5回目のブルペンで最多の100球を投げ込んだ。カーブ、スライダー、フォーク、ツーシームも投じ、昨年10月に首の張りを発症する以前からの状態の変化を確かめた。
「バッターも立ってもらいながらいいボールも多々あったので、その感覚をどんどん増やしていければ」
1球ごとにトラックマンもチェック。打者の反応と自身の感覚を照らし合わせていたといい、「けがする前と比べてシュートも少なくなって、強いボール、バッターの手元で伸びるボールが増えてきたんで、そこはいいかな」と手応えも得た。
見守った和田2軍監督は「100球投げられるまできたのが収穫」と笑顔。福原2軍投手コーチも「順調にきている」とうなずいた。打者への投球時期は帰阪後に相談する予定。森木は「3カ月やってないと体自体も変わってるんで。新しい自分と向き合ってレベルアップしていきたい」。ここから前進するのみだ。
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