「SGLをARE(アレ)同様に」 阪神2軍新球場は「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」
阪神は22日、2025年2月に兵庫県尼崎市へ移転する2軍施設の新球場名が「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」に決まったと発表した。命名権の契約期間は22年度から27年度まで。同日、尼崎市内で移転計画を進めるパートナー企業との調印式が行われた。
阪神の2軍は1979年から尼崎市の浜田球場を使用していたが、95年から現在の鳴尾浜(西宮市)に移った。阪神の百北球団社長は元阪神バース氏の打球が浜田球場のライトフェンスを越えた逸話を紹介し、「30年ぶりに原点の地、尼崎に帰ることになった」と感慨を込めた。
「SGL」はパートナー企業の一つである日鉄鋼板の看板製品。百北社長は「『SGL』が『ARE(アレ)』同様に定着し、愛されるように願っている」と語り、和田2軍監督は「施設の充実は2軍監督としても心強く感じている」とビデオメッセージを寄せた。
新施設は阪神大物(だいもつ)駅から徒歩5分で、メイン球場の観客席は鳴尾浜球場の7倍以上となる約3600席。総工費は約100億円で23年3月から着工し、25年1月末に完成予定。
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