阪神・西純&才木 154キロ競演!初実戦いきなり魅せた 開幕ローテへ剛球ビシビシ

 初のシート打撃登板で力投する西純(撮影・高部洋祐)
 シート打撃で剛速球を連発した才木
 登板後、笑顔を見せる西純(撮影・高部洋祐)
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 「阪神春季キャンプ」(9日、宜野座)

 2人の若虎が剛球で宜野座を魅了した。阪神の西純矢投手(21)、才木浩人投手(24)が今季初実戦となるシート打撃に登板し、共に球場のスピードガンでこの日最速154キロをマークした。

 西純の直球にスタンドがどよめいた。「自分のやりたいことや投げたいボールが投げられた」。1人目の木浪は6球目に自己最速タイの直球で一ゴロ。打者6人と対戦し、許した安打性の当たりは佐藤輝に許した中越え本塁打のみに抑えた。

 新球種のカットボールは井上の3球目に試投。低めに外れてボールにはなったものの、「曲がりすぎましたけど、いいボールだった」と好感触。同様にツーシームも投じ、「すごい手応えがあった」と収穫を口にした。

 負けじと才木も右腕を振るった。初球にいきなり自己最速を更新する154キロを記録し、大山を投ゴロ。その後も150キロ超えの直球を投げ込みながら、打者6人で安打性の当たりを1本に抑えた。ただ、今オフ改良に力を入れたカーブでカウントを奪えず。「投げていきながら合わせていくしかない」と変化球に課題を残した。

 直球の仕上がりに関して西純は「もう少しいけそうな気がする」と話し、才木も「もうちょっといける」と伸び代十分。剛腕にさらなる磨きをかけ、開幕ローテ入りを確実なものとする。

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