阪神ローテ争い 西純&伊藤将が紅白戦投げる 2・11、12指揮官に速攻猛アピ誓う

 阪神・西純矢(21)、伊藤将司(26)の両投手が31日、春季キャンプ第3クールの2月11、12日に1、2軍合同で行われる紅白戦での登板に意欲を示した。

 充実のオフを過ごしたからこそ、実戦の場が待ち遠しい。西純は「結構いい感じで出来上がっているので投げてみたい」と気合十分だ。先乗り自主トレ初日の29日にはブルペン入りし、最速147キロを計測するなど手応えを実感。オフに弟子入りしたツインズ・マエケンから教わったツーシームなど「変化球が一番(試したい)」と打者との対戦の中でさらなる成長を志す。

 新人から2年連続でローテを守った伊藤将も「紅白戦に合わせながら」と照準を定める。開幕投手を狙う左腕。現状はエース・青柳が本命と言えるが、岡田監督は「みんなキャンプでどういう投球になるか分からんしな」と3月に決定する方針だ。初の大役を目指し、アピールしていく。

 安藤投手コーチも歓迎。実際に登板させるかは各投手の状態や指揮官の考えを踏まえて判断するが、「そういう主力級が投げるっていうのは、ピッチャー全体にとっていい刺激になるんじゃないかな」とうなずいた。いよいよ球春到来。開幕ローテ入りへ向けたアピール合戦の火ぶたが切られる。

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