WBC・侍J選出の阪神・中野拓夢「日本のためにできることを」 二塁、遊撃両立に不安なし
「カーネクスト 2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京プール」に出場する日本代表「侍ジャパン」に選出された阪神・中野拓夢内野手(26)が26日、西宮市内で取材に応じ、「率直に自分でいいのかなという感じもありますけど、小さい頃からの夢でもあったので、日本のために自分のできることを頑張りたい」と抱負を語った。
侍ジャパンの栗山監督からは先週末に直接連絡を受け「ショートとセカンド両方のポジションをやってもらうことになる」と伝えられたという。阪神では今季、岡田監督が二塁固定の方針を明言しているが、「ゲッツーにしても向きが逆なので動き自体は難しいけど、どちらのポジションも野球をやってきた中で経験はしているので、そこまで不安なくいけるんじゃないか」と自信をにじませた。
2013年の第3回WBC台湾戦で鳥谷が9回2死から決めた盗塁は今でも脳裏に焼き付いている。「ああいう緊迫した場面で盗塁を決められるように頑張りたい。アウトになったら負けてしまう場面で走れるメンタル、そういうところも本当にすごいなと思う。そういったことを自分もやっていかないといけないタイプの選手だとは思うので、しっかりとあの舞台で出せるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
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