阪神SAに糸井氏が就任「すごく光栄」 虎戦士へ超人サポートだ

 阪神は20日、昨季限りで現役引退した糸井嘉男氏(41)が「Special Ambassador」(スペシャル アンバサダー 略称「SA」)に就任したと発表した。

 今後はチームや選手への助言に加えて、タイガースアカデミー、タイガースWomenなどの支援や野球振興に携わり、メディアやSNSを通して、タイガースの魅力を伝えていく。

 糸井氏は「こうして阪神タイガース球団と関わらせていただけるようになり、自分の持っているものを還元できるチャンスができたことはうれしいですし、すごく光栄です」と胸を高鳴らせた。

 ユニホームを脱いでも後輩への思いは変わらない。春季キャンプも訪問予定で「成長を見に行けるのが楽しみ。手助けできたら」と再会を心待ちにする。中でも佐藤輝は特別な存在。「3年目で覚悟を持ってやっていると思う。爆発してほしい」とエールを送った。

 「優勝監督ですし、すごいことを考えていらっしゃると思う。若い子が付いていって結果を残すことを楽しみにしています」と岡田新監督にも尊敬のまなざしを向けた糸井氏。「見てもらったら分かるようにさらに超人になっています!」。SAとして規格外のスケールで活躍していく。

 ◆阪神では他にも「SA」を略称とした役職があった。最近では藤川球児氏が21年に球団本部付SA(スペシャルアシスタント、特別補佐)に。また、編成部長を務めていた黒田正宏氏は11年1月にシニアアドバイザー(SA)、和田豊2軍監督は1軍監督退任後の15年12月にオーナー付シニアアドバイザー(SA)に就任していた。

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