阪神・岡田監督 ドラ1森下は2軍スタート「無理してもしょうがない」【一問一答】

 合同スタッフ会議終了後、テレビのインタビューに応じる岡田監督(撮影・高部洋祐)
 合同スタッフ会議の席へと向かう岡田監督(撮影・高部洋祐)
 合同スタッフ会議の席に着く(左から)百北球団社長、岡田監督、平田コーチ(撮影・高部洋祐)
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 阪神は19日、兵庫県西宮市内でスタッフ会議を開き、2月1日から始まる春季キャンプの1、2軍メンバーの振り分けを発表した。岡田彰布監督(65)は阪神の指揮官として15年ぶりの春季キャンプに向けて「『いよいよだな』という感じ。2月1日にどういう姿でグラウンドに来るかっていうのは楽しみ」と心待ちにした。

 岡田監督の一問一答は以下の通り。

 -コーチ会議を終えて。

 「いやいや、まあね、初めてやから、みんな集まるのは。最後に(1、2軍メンバーの)振り分けもあったんで、『いよいよだな』という感じはしますね」

 -ドラフト1位の森下が2軍スタート。

 「この時期に無理してもしょうがないし。検査して、そこまで万全ではないということなんで。慌てるっていうかね、全然(練習が)できないわけじゃないんで、2月半ばくらいに合流できたらとは思ってますね」

 -前川、井上ら若手を1軍に抜てき

 「いやいや、抜てきじゃなしにもう普通に入れただけですよ。全然抜てきしたわけじゃないです。11月の安芸のキャンプの時でね、『なんかこれはいけそう』というね、そういう感じは持ってたんで。外野守備担当コーチが最終的には決めたんですけど、キャンプメンバーとしては予定通り入っているなという感じはしましたね」

 -(昨年11月の)安芸キャンプより実戦的に。

 「それはもう全然違いますよ。安芸はまだちょっとね、のんびりとね、まだ日にちがあるんでね。2月になれば半ばくらいから実戦練習が始まるんでね、気分的にも選手も全然気持ちが違うと思いますよ」

 -選手自身も安芸より追い込んでほしい、ハードなメニューを課してほしいというところか。

 「ハードなメニューっていうか、キャンプでやることはどこの球団も一緒だから。どんだけそれに向き合ってね、真剣に向き合うって言ったらおかしいですけど、最終的には自分に返ってくるわけだから。1軍の31人を決めないといけないので、当然そこから2軍に行かないといけない選手も出てくるんで、その辺は選手も分かってるんで、目の色を変えてやるのは当たり前だと思いますね」

 -競争で期待するところは。

 「1軍の戦力としてね、開幕からやっていくメンバーは首脳陣が見極めないといけないので、その辺の見極めはしっかりして。2日間ね、紅白(戦)を1、2軍合同でやるつもりなんで、選手は当然分かってると思うんで。2軍スタートのもんも、そこでアピールして、そこで何人かは入れ替えるつもりでいてるんで、選手もその気になってやるんじゃないですか」

 -監督自身が(2軍キャンプ地の)具志川を視察する予定は。

 「いや、今はないですけど、それは行くかもしれないですね、隠れてね(笑)うん、隠れていく。ゆっくり見たいから」

 -2月1日、選手のどんな姿、表情を見たいか。

 「2月1日はユニホーム姿でね、ほとんど2カ月以上ぶりなんで、どういう姿で2月1日グラウンドに来るかっていうのは楽しみですね」

 -キャンプの目標、意気込みは

 「23年のスタートを切るわけですから、シーズンに向けての準備の段階なので、徐々にうまくなっていくというか、徐々に強いチームになっていくというかね、チームに伸びしろがあって、まだまだ完成されたチームじゃないんで。徐々に80点からシーズンに入ってね、100点に近づけばいいと思いますね」

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