12球団監督会議で延長戦について議論 阪神・岡田監督「僕の意見は引き分けも戦術」

 プロ野球の12球団監督会議が18日、都内のホテルで開催された。

 阪神・岡田監督が座長となり、「今シーズンの日程確認」、「野球規則の改正」、「大谷ルール」、「サスペンテッド」について話し合われた。この日の議題は23日の実行委員会で決定される。

 岡田監督は今回の会議で「一番、インパクトがあった」と振り返ったのは、延長戦で試合の決着をつけるかどうかという議題だったという。コミッショナーが冒頭のあいさつで引き分けについて話をし、最後のフリートークで話題になった。

 「お客さんは決着する試合が見たいという意見が多かった」とし、「現在は(延長戦は)12回ですけど、現役は15回やった経験もある。その時はね、投手のやりくりはすごく大変だが、『そこまでいって決着を付けよう』という意見が監督からもいろいろ出た」とした。

 ただ、問題点も指摘。「最終的には公共交通機関の対応もある。甲子園は鳴り物とか、時間制限がすごくあるので。意見は頻繁に出たんですけど、時間制限がすごく日本の場合はある。きょう決着する話でもない。いろんな意見が監督から出ました」とした。

 賛成、反対のどちらが多いかと問われると「決着、人数は聞いていないが、僕の意見としては引き分けも戦術のうちかなと話させてもらった」とした。

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