阪神・藤浪 移籍先にアスレチックス急浮上 あるぞ10年ぶり打者・大谷との夢対決
阪神からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す藤浪晋太郎投手(28)の移籍先に、アスレチックスが浮上したことが11日、分かった。アスレチックスは、大谷翔平投手(28)が所属するエンゼルスと同じア・リーグ西地区で今季開幕戦の相手。仮にアスレチックスに加わることになれば、3月30日(日本時間31日)からの開幕3連戦でいきなり、打者・大谷と対戦する可能性も出てきた。交渉期限が迫る中、藤浪は近日中に渡米する予定だ。
藤浪のメジャー挑戦がいよいよ最終局面を迎えた。日本時間15日午前7時の交渉期限が迫る中、アスレチックスが移籍先に急浮上した。同チームは大谷が所属するエンゼルスと同じア・リーグ西地区。そのため、アスレチックスのホームで迎える開幕3連戦から「藤浪VS打者・大谷」の夢対決が見られるかもしれない。
藤浪はかねて「自分がメジャーリーグにいれば対戦する機会もあると思うので、楽しみというかできたらいいなと思っています」と大谷との対決を心待ちにしてきた。初顔合わせは高校時代の12年センバツ大会。メジャーの舞台でも実現すれば、プロ1年目の13年5月26日・日本ハム戦以来、10年ぶりとなる。
藤浪にはこれまでレッドソックス、ダイヤモンドバックス、ジャイアンツなど複数球団が関心を示してきた。ウインターミーティングを経て、各チームの補強が進む中、補強の余地を残すアスレチックスが浮上した形だ。
同球団は21年以降、年俸が高騰するエース格を次々とトレードで放出したため、先発陣は人材不足で、厳しい状況だ。昨季は28歳の左腕・アービンがチーム最多の9勝止まり。前半6勝を挙げて球宴にも選出されたブラックバーンは8月に右手中指の炎症で長期離脱し、7勝に終わった。
今季のローテ入りが確定しているのはアービンとブラックバーンだけ。球団は韓国リーグ4年間で53勝をマークしたルチンスキーを1年300万ドル(約4億円)で獲得し、3番手として期待している。4番手以降はオープン戦の結果次第という状況で、実績のない投手や若手有望株が残りの枠を争うことが予想されている。先発に強いこだわりを持つ藤浪の希望をかなえられる球団とも言えそうだ。
藤浪は年明け7日に鳴尾浜でブルペン入り。この日もトレーニングで汗を流した。吉報が届くまで黙々と準備を進めていく。
◆オークランド・アスレチックス アメリカン・リーグ(西地区)所属で本拠地はオークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアム。1901年にアメリカン・リーグが誕生したと同時に加盟。ワールドシリーズ優勝9回、リーグ優勝15回。所属した日本人選手は藪恵壹、岩村明憲、松井秀喜、岡島秀樹。
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