阪神・板山 岡田打法&秋山の教えで大化け 脱“便利屋”「今年をターニングポイントに」

 秋山らとの自主トレで打撃練習をする板山(撮影・佐々木彰尚)
 ロングティーをする板山(撮影・佐々木彰尚)
 板山(左)と話す秋山(撮影・佐々木彰尚)
3枚

 阪神・板山祐太郎外野手(28)が10日、広島・秋山らとともに静岡県下田市で自主トレを公開し、秋季キャンプから取り組んでいる“岡田打法”に手応えをにじませた。

 傘を持つようにバットを立てて構える。岡田監督から教わった新フォームを会得しようと、板山は試行錯誤を繰り返している。4年連続となる秋山との合同自主トレでは「自分の感覚と秋山さんが感じたことをすり合わせながらやっている。バットを立ててボールに勝負を仕掛けていくなら、もっと勇気を持って仕掛けていっていいんじゃないかという話はしてもらいました」と“師匠”からの貴重な助言を得た。

 指揮官からの期待も身に染みている。「身が引き締まる思いというか、やらなきゃいけないし、期待に応えたいという思いが強い」と意気込みは十分だ。

 昨季はわずか14試合出場で打率・125と苦難の1年を過ごした。1軍定着を目指す大卒8年目は「今年が自分の野球人生のターニングポイントになるように。そういうつもりで取り組んでいる」と、改めて背水の覚悟を示した。内外野を守れる“便利屋”で終わるつもりはない。「秋山の教え」を糧にバットでもアピールし、大化けのシーズンを迎える。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス